太陽系形成論勉強会のご案内
東京工業大学 地球生命研究所 牧野
「京」のような大きな計算機もでき、また牧野のグループでここ数年 SPH 法の
改良を進めてきて、いくつかの困難が解決できた、ということもあり、惑星形
成過程に、かなり力任せな3次元流体シミュレーションでアプローチできないか、
という検討を始めています。
3次元のガス円盤シミュレーションは、格子法にしても粒子法にしてもそんなに
何回転もできない、という問題がずっとあって、これはもちろん解決している
わけではないのですが、粒子法では人工粘性をいじることでだいぶ回るように
なってきてます(参考:http://ads.nao.ac.jp/abs/2010MNRAS.408..669C)。
そのような方向性について議論しよう、ということで研究会を企画しました。
期日がせまっていますが、以下のプログラムで開催します。
日時:2013年6月7日(金曜日) 10:00-17:30
於:東京工業大学 大岡山キャンパス 石川台6号館404
プログラム:
10:00-10:50 (主旨説明10+30+10) 牧野 大規模 SPH での円盤計算
10:50-11:30(30+10) 井田 太陽系形成論の現在
11:30-13:00 昼休み
13:00-13:40(30+10) 奥住 氷微惑星形成
13:40-14:20(30+10) 武藤 ガス円盤の構造と進化
14:20-14:50 休憩
14:50-15:30(30+10) 圦本 隕石を作った初期太陽系プロセス
15:30-16:10(30+10) 玄田 地球の水の起源
16:10-16:40 休憩
16:40-17:30 議論
18:00-20:00位 懇親会
当日飛び入り参加も歓迎しますが、参加希望の方は
できれば今週中に anu – at – mail.jmlab.jp まで、
・名前
・所属
・懇親会にも参加するかどうか(会費1500円)
をご連絡下さい。
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