開催趣旨:
宇宙科学・惑星科学の研究に、計算機シミュレーションは大きな役割を果たし
てきました。大規模構造のN体シミュレーション、銀河形成、星団進化、星形
成と進化、超新星爆発、さらにはブラックホールへのガス降着やブラックホー
ルの合体、惑星形成から固体惑星進化、惑星気候と、シミュレーションが重要
な役割を果たした分野は数多くあります。特に、スーパーコンピューターを使っ
た大規模なシミュレーションの発展は、様々な分野で新しい知見をもたらして
きました。この発展を可能にしてきたのはムーアの法則に従ったスーパーコン
ピューターの能力の発展です。しかしながら、ムーアの法則の限界が近付き、
スーパーコンピューターの性能の進歩はゆるやかになり、またその性能を引き
出すのはより困難になってきています。本企画セッションでは、今年完成して
世界一の性能を実現したスーパーコンピューター「富岳」で実現された計算能
力の向上を、いかにして宇宙科学・惑星科学の量的・質的な発展につなげるか
をテーマとし、宇宙科学・惑星科学の理論・シミュレーション研究、観測、お
よび数値計算手法についての発表を募ります。それにより、シミュレーション
による宇宙科学・惑星科学研究の将来計画についての総合的な議論を行うこと
を目的とします。
基調講演者 (敬称略):
河田大介(University College London)
倉本 圭(北海道大学)
堀田英之(千葉大学)
牧野淳一郞(神戸大学)
講演申し込み:
講演を希望される方は、講演申し込み期間
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11月9日 (月) 正午
================
までに comps-asj2021a-z3 -at- cps-jp.org 宛に
発表者氏名:
講演形式 :
講演題目 :
簡単な要旨:
をお送り下さい。確認後受領のご返事をいたします。
2日経っても返事がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。
その後の流れは以下の通りです。
1) 一般講演者の募集(11月9日正午締切):今回の募集
2) 発表講演形式の決定(11月13日頃)
3) 講演者から世話人へ予稿の提出(11月19日締切)
4) プログラムの確定(11月24日頃)
予稿の提出締切後、世話人がプログラム編成を行い、
天文学会への申し込みは世話人が一括して行います。
また、お申し込みの際には、下記の点についてもご注意ください。
* 講演は、a講演(口頭講演)とb講演(ポスター+口頭3分)の2つの形式で実施いたします。
一人当たりの講演数は通常セッションと企画セッション合わせて全体で最大2件までです。
ただし、a講演は1件まで、2件目の講演はb講演のみに限ります(b講演2件は可能です)。
また、ポスターの質疑応答にはslackも使用し、slack上でリアルタイムで議論していただく
ためのコアタイムも設定する予定です。
* セッションの時間に限りがありますので、講演希望に添えない場合があることを
ご承知おきください。講演形式の変更を世話人からお願いする場合があります。
* 原稿をプレーンテキストとして、または添付してお送りください。
送付前に正しくコンパイルができることをご確認ください。
* 講演者は通常セッションと同様に、講演登録費をお支払いいただく必要があります。
詳細は天文月報や年会ホームページの「年会のお知らせ」をご覧ください。
* ご質問等ありましたら世話人 comps-asj2021a-z3@cps-jp.org にお問合せ下さい。
世話人:
牧野淳一郞(神戸大)、藤井通子(東大)、富田賢吾(東北大)、
大須賀健(筑波大)、草野完也(名古屋大)
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